銀行と金庫、それぞれ良い所がありますね

先日叔父が亡くなり、子供のいなかった叔父の遺産を私ももらえることになった。小さい頃から可愛がってくれた叔父の私への温情が遺言に残されていたそうだ。そういうわけで、20代にしては多額の現金をいきなり手にすることになったわけだけど、こんなに現金を持ったことがないのでどう管理したらよいものかと悩んだ。とりあえず銀行に預ける?いや、江頭2:50が銀行は信用できないと言っていたし、かといって金庫でも買って家に保管しておくっていうのも、何だか不安が残る。悩んだ結果、私はもらった遺産の半分を銀行に、そしてもう半分を、購入した金庫に保管することにした。何となくこれで不安も半分になった気がする。

銀行と金庫、それぞれ良い所があるんだなということを実感している。まず銀行の場合。何といっても防犯上で言えば安心だ。もし銀行に強盗が入って1億盗まれたとしても、損害保険で賄われるだろうから私は痛くもかゆくもない。それにいくばくかとはいえ利子もつく。それを考えると全額預けてしまってもいいのかなという気もしてくる。だけどいや待て。金庫にも良い所がある。何といってもいつでも自分の欲しい時に現金を使えるという点だ。それに今の世の中何が起こるかわからない。銀行が破たんしたら一定金額以上は補償してもらえないらしいし、そんなことは滅多に起こらないという楽観的な人もいるけれど、銀行が破たんしないなんて保証は誰にもできない。それだった自分の手元に置いておく方がずっと安全だ。

銀行と金庫、それぞれの良い所を活かして叔父からもらった大切な財産を守っていこうと思う。