昔は、ダイヤルと鍵でロックするという金庫が多かったのですが、デジタル時代とも言われる今日においては、金庫においても暗証番号方式が採用されるようになってきているようです。
そんな暗証番号を入力するタイプの金庫の中にも、テンキー方式で暗証番号を入力するタイプのデジタル金庫であったり、タッチパネル方式の金庫であったり様々な種類があるようです。とくにハイテク金庫の場合には、従来のように鍵で金庫を開け閉めするという方式ではないために、うっかり鍵をどこかに仕舞い忘れたということや、合鍵を作られてしまうというリスクが無くなるという利点があるでしょうね。ただし一旦暗証番号を忘れてしまった場合には、金庫を開けることができなくなるので大変です。従って、会社の金庫の暗証番号をだれも知らないといった冗談のような話もひょっとして起こり得るかもしれませんね。
もちろんそのような単純に暗証番号を忘れるというおバカなことは、通常有り得ないことのように思う方もいらっしゃるかもしれません。しかしながら、最大で10桁程にもなる暗証番号を入力しないと例え自分が所有している金庫であっても開けることすらできないというハイテク金庫の場合、1000万通りを超えるような暗証番号の組み合わせができるようになるために、忘れたら最後ということも冗談話ではないかもしれませんね。
以前、テレビのホコタテという番組を見てたら、どんな金庫でも開けて見せます!という金庫開けのプロのような方が出演されており、亡くなったお父さんが管理をしていた金庫を開けて欲しい!という依頼に応えるという番組規格がありました。もちろん、その金庫を開けるそうしたプロの方の場合、見事に開けることに成功をしたのですが、そんな金庫を開ける専門の業者さんも世の中には数多くあるようですね。そうは言っても、会社ならば大騒ぎにならないように暗証番号の管理くらいは徹底すべきですね。