中華総菜のテレビコマーシャルで、家族で10円ずつ、家の中からお金を見つけ、合計の30円でもやしを買い、中華総菜を作るというものがあります。あのコマーシャルを見て、私が1番思うことは、家の中のあちこちから10円が見つかるなんて、なんてお金の管理にルーズな家族なんだということです。私は風水などを信じるのですが、風水では、財布はお金の住家。財布から出て放置されたお金なんて、家なしの浮浪者、捨て猫のようなものです。可哀相ですよ。お金はあるべき場所に、きちんとおいてやるべきなんです。
お金の住家と言えば財布ですが、金庫というものもあります。我が家の金庫にも、少額ですがお金を入れてあります。銀行に行かなくてもある程度急な出費に耐えうるように、常に家の金庫には現金をしまっています。その金庫も大小さまざまありますし、業務用の金庫はきっと、もっとすごいのでしょうね。私がたまに行く銀行では、ロビーから金庫らしきものは見えないのですが、金融機関で使ってる金庫はどのような金庫なのか、少し興味があります。テレビドラマなどで見るような、鉄かステンレスか、金属製の分厚い扉の向こうに、更に鉄格子がはまっているのでしょうか。
お金はお金があるところに集まる習性があると聞きます。もちろんまるで根拠のないデタラメな迷信ですけど、銀行には沢山お金があり、更にお金が集まる仕組みですから、その迷信を信じたい気持ちがあります。だから私はお財布を新調する際は、なるべく多くの現金をその新しいお財布にパンパンに入れて、10日から2週間くらい、金庫の中に財布ごとしまいます。これは風水的なおまじないなのですが、常にこれくらいはお金を入れるようにと、財布へ教えているのです。金庫の中でゆっくり休ませられた財布は、使用してみるとどんどんお金を呼び込むとか。バカらしく思われるかもしれませんが、効いていると私は思っていますよ。